ドミニオンへの旅路

ボードゲーム『DOMINION』の初心者を脱するための記事を書いていこうと思います

ドミニオンというゲームを始める

ドミニオン 基本セット
ドミニオン 基本セット

ドミニオンとは?

2008年にアメリカで発売。日本語版は翌年にホビージャパンからリリースされ、以来ホビージャパンボードゲーム売上において、ほぼ毎年トップの売上を叩き出しているというゲームです。TVゲームばかりの方達には認識はあまりされていないようですが、カタンカルカソンヌといった普段からボードゲームを楽しんでいる方達においては偉大なゲームという印象を抱いていたり、カードベースのボードゲームということで、遊戯王MTGを遊んでいる方達には遊びやすく、そちらから流れてきた方達が新たに始めるゲームとして丁度良いようです。 (※筆者は2011年には知ってましたが、本格的に遊び始めたのは近年です)

近年では、Gigazineで最新拡張のプレビュー記事が作成されたり、今や時流の人となったひろゆき氏が一番関心したゲームとして、このゲームを挙げるなど、以前と比べて遥かにこのゲームの存在がカタンのように一般化されてきたように思います。

とりあえず始めてみる

ゲームとしては対戦型カードゲームですが、TCG型のカードゲームはデッキを用意するところから始めますが、このゲームのメカニズムは『デッキを構築していく』という形で成り立っていて、毎回"サプライ"と呼ばれる場から、プレイヤーが交互にデッキに加えるカードを選択していって、ゲーム終了時に構築されたデッキの勝利点で競うという具合になっています。まぁ、こーいうのは「習うより慣れろ」であって、まずはやってみましょう。

https://dominion.games/

上記のリンクから、"ほぼ"公式のオンライン版が無料で遊べます。適当にユーザー名・パスワードを設定して開始しましょう。 (※運営・開発はその世界では知られているドミニオンの強豪プレイヤーやボランティアにより行われています)

まずはログイン画面より、新規卓を選択してCPU対戦を始めます。

ログイン後の画面
ログイン後の画面

次の画面はゲーム開始後の第1ターンの「購入フェイズの画面」です。アクションフェイズは省略していますし、カードのコスト・効果についても省いていますが、まずはゲーム画面の見方として残り枚数とプレイエリアには気を付けて適当に遊んでみると良いでしょう。このあたりは本当に「習うより慣れろ」です。

残り枚数とプレイエリア
残り枚数とプレイエリア

そして、サプライに注目しましょう。左側に表示される属州から銅貨までの7種類の山は毎回どのゲームでも共通して使用されるものですが、右側の大きく表示されている10種類の山がゲームによって毎回異なる内容となることでドミニオンというゲームに飽きから遠ざけている作りとなっています。

サプライ
サプライの山

さて、初めてのゲームはどんな具合だったでしょう? 面白かったですか? CPUには勝てましたか? 最初はCPUとある程度対戦してゲームに慣れていきましょう。そのうち、どんなカードが強力か分かってくるでしょう。そして、対人戦をやると上手くいかなかったり……といった壁が出現してきます。次回からはそんな"壁"を乗り越えていくために1枚1枚のカードを詳しく掘り下げていきたいと思います。

次回予告
次回は上記より1枚を取り上げて解説していきます。